共有持ち分売却事例

写真:2階建ての空き家

空家の共有持分売却のお悩みご相談(I様)

ご所有者は相談者のI様含め全部で12名。物件は船橋市の空家でした。
先代は3兄弟で共有していましたが、ご相続や代襲相続にて12名まで増えておりました。
物件も築年数不詳であり、倒壊の危険性すら感じさせるほど老朽化が進んでいました。
次の代に残したくないとの思いから売却を決意するも共有者の中には血縁関係のない方々もおり、また、連絡先も分からないとの事でした。

I様の抱えていた悩み

  1. 建物の老朽化
  2. 相続人の枝分かれ
  3. 意志の統一ができない

リプロプラスからのご提案と解決方法

通常は持分でのご売却となると非常に安価になってしまう為、全共有者の持分が取得できることを条件として相場での買取りをご提案。共有者探しや交渉等の面倒事は全て弊社が行う旨をご説明させて頂きました。
その後、何とか11名まで買取りに同意を頂けましたが、最後の1名が音信不通で困った事態になりました。I様への経過報告の際には早く解決してほしいとの切ない思いが伝わってきていた為、各所調整のうえで11名様の持分を先行して買取るご提案をさせて頂きました。I様には非常に喜んで頂き、また、他の同意頂けたご共有者様も思いは一緒であった為、I様同様に喜んで頂けました。
その後は弁護士を通じて最後の1名に売買交渉を打診するも、これまでと同様に返事が無かった為、共有物分割訴訟を提起。
相手方代理人との交渉は非常にスムーズに進み、提起より約3か月で和解により全ての共有持分を取得することができました。

ご整理完了後

売主側の事情や思いを汲み取って行動してもらえたので助かりました。
不動産屋は多数ありますが、御社でなければ今でも手放せず、どこかのタイミングで倒壊し、賠償責任を負っていたかもしれません。
本当にありがとうございました。

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