売却事例

写真:古屋

相談内容

ご所有者は50代のK様。物件は横浜市の空家となっているご実家でした。
お仕事の都合上、時間的余裕が無く現状のままでのご売却を希望でした。
ご相続してから約15年間にわたり放置しており、遠目からでも老朽化が進んでいることが伺えました。
弊社で調査した結果、地積測量図が無く、確定測量を実施する必要性がありましたが、物件のお隣が所有者不明の空家となっており境界立会印の取得が難しい状況でした。

K様の抱えていた悩み

  1. 建物老朽化
  2. 隣地不明の為、境界立会いができるか

リプロプラスからのご提案と解決方法

土地の境界が明示できない場合は将来において境界紛争になる可能性が残ってしまう為、どうしても金額が安価にならざるを得ませんし、ご売却後も常に不安が残ってしまいます。また、法務局で行っている筆界特定制度を利用したとしても本当の解決にはなりません。
地主様の時間的余裕や、今後現れるかどうかも分からないお隣のご所有者様を待つよりも、確実な最短ルートを考え、今回は弊社と買主様側にて家庭裁判所を利用し、境界を確定させる手続きを行うことをご提案させて頂きました。
手続きにはそれなりの期間と費用が発生する為、それを見込んでの売買代金にはなりましたが、土地境界明示不可の状態よりも相場に近い金額にて、ご契約から約4か月で無事にお引渡しができました。

ご整理完了後

売却後も境界について悩む必要も無く、真の解決ができてほっとしています。
買主側との交渉は難しかったと思いますが、こちらの希望通りに面倒事をほとんど引き受けてもらえ非常に助かりました。

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