使用貸借売却事例

亡くなった父の兄家族が父名義の土地建物に住んでいる状況で売却ができないかとお悩みご相談

現在、父は亡くなっており、不動産を引き継いだL様からご相談を受けました。

「5年前に父が亡くなり、不動産を引き継いだが、長年住んでいる父の兄家族とは疎遠状態、固定資産税や賃料等の支払いもない。自分自身が使ってもいない土地の税金を払うのも納得がいかないです。本当は費用を請求したいが取決めをしておらず、話しに行きづらい状態です。今後の事を考えると大変な事になると思い、どうにかならないか」というご相談でした。

L様の抱えていた悩み

  1. 固定資産税や賃料が取れない
  2. 疎遠状態、怖い
  3. 取決めをしていない
  4. 建物の老朽化

リプロプラスからのご提案と解決方法

・使用貸借人の立退き交渉

弊社には創業以来の蓄積されたノウハウがありますので、L様に代わって使用貸借人の皆様へご挨拶させて頂いた上で、粘り強く交渉を続け、引っ越し先の斡旋をご家族皆様への事情説明等を丁寧にやらせて頂きました。結果、使用貸借人の皆様には円満に立ち退いて頂きました。

・更地にして売却

建物の老朽化、残置物も沢山あり、さらに境界標も設置されていないなど、現況のままでは活用できない状態でした。L様には、条件良く売却して頂くために更地での売却をご提案させて頂きました。周辺住民へのあいさつ回り、現地立会い、必要書類の準備など面倒な手続きは一切こちらでやらせて頂き、スムーズに更地にすることができました。

ご整理完了後

後日談ですが、過去に他社にも父の兄家族の立退きをしてもらったことがありました。その時は、交渉が決裂していました。実際に今回もあまり期待はしていなかったようです。父の兄家族への接し方や私たちの接し方が他社とは違い、丁寧に対応して頂けたことに感謝を頂戴しました。

弊社では権利関係の調整が必要な不動産の売買を得意としておりますが、十人十色のようにお客様ごとに最善のご提案をし、お客様に喜んで頂ける事が出来て良かったという事例でした。

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