底地権売却の事例
地代滞納者がいる借地権付き土地(底地)売却のお悩みご相談(S様)
弊社管理物件のオーナーである地主様S様からのご依頼で、借地権付きの土地を売却して欲しいというご相談です。
その土地には借地権付き賃貸借契約をしている建物が2棟建っており内1棟は3年以上地代を滞納している状態で、更に賃貸借契約書がない状態です。
S様にたまたま買取業者から底地を売ってくださいという営業電話があったことがキッカケで売却に踏み切ったわけです。
その買取業者が出してきた査定金額の妥当性について聞かれたのですが、S様としては金額に納得出来ないというお話でした。
それは向かい側の土地を売却した時は坪100万円になったのに対して「安すぎる」ということです。
S様は売却を特に急いではいないが、どうせ売却するなら納得できる金額で売却したいと言う事でした。
S様の抱えていた悩み
- 地代滞納者がいる状態で売却したい
- 希望金額に近い金額で売却したい
- 高齢なのであまり手間をかけたくない
- 賃貸借契約書がない
リプロプラスからのご提案と解決方法
地代滞納者がいる状態ですと売却価格がその分どうしても安くなってしまうので、地代滞納者の明渡し請求をしていき解決することをご提案しました。
地代滞納者の明渡しが成功すればその土地は相場価格で売却することができるので金額的には1,200万以上高く売却できる計算になります。
面倒な手続き等は全て弊社に委任していただき、弊社の顧問弁護士に明渡し訴訟をしていただくことになりました。
ご整理完了後
強制執行を成功させるまでに、何度も何度も物件に足を運び、地代支払いの請求や張り紙などを行いましたが、売主様から「なかなかここまで動いてくれる不動産会社はないな」というお言葉をいただきました。
売主様はいくつものアパートや土地をご所有になっているため、その後他の不動産売却相談もご依頼いただきました。
不動産をご所有になって賃貸経営を長年行っていると多くの問題があるものです。
弊社はオーナー様の悩みやその問題を解決できるパートナーとして在り続ける必要があると強く感じたお取引でした。